研究ノート

SEERAVERSE RH Program Version 2.0を公開

境界第一のPick定式化によるSEERAVERSE RH Program Version 2.0を公開しました。論文の主張、二段階の構造、独立検証の位置づけを紹介します。

SEERAVERSE Research Initiativeは2026年10月6日、新しい論文「SEERAVERSE RH Program: A Boundary-First Pick Approach to the Riemann Hypothesis」Version 2.0をZenodoで公開しました。

本論文は、リーマン予想を無限個の零点の直接探索として扱う代わりに、xi関数から構成した境界関数の有限Pick行列が、すべての深さで正値になることを示す問題へ再定式化します。

二段階の証明アーキテクチャ

第1段階では、深さを1〜4052、4053〜10148、10149以降の三領域に分け、有限証明書、解析的積評価、実効的リスタートを接続して全深度のPick正値性を主張します。

第2段階では、正実補間とMontelの正規族から右半平面上の正則関数を構成し、Nevanlinnaクラスと非Blaschke格子の一意性によって実際の境界関数と同定します。臨界線外の零点は境界関数に真正の極を生じさせますが、同定された関数は正則であるため、そのような極を持てないという構造です。

詳しい日本語解説

行列正値性、Fresh Pivot、三領域の閉包、Montel極限、Nevanlinna剛性、極排除までの流れは、SRIのPublication解説で詳しく説明しています。